「記憶力・定着力を上げよう」
- aigami9
- 4 時間前
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クリスマスが近づいてきました。つい先日4歳の息子に「ユニコーンガンダム」を観せたところすっかりはまってしまい、クリスマスプレゼントは「シナンジュ」のプラモデルになりそうです(ここでのポイントは作るのは結局パパで、あっという間に壊されるのも見えていること・・・とほほ)。
さて、通っていただいている生徒さんのテストの返却もほぼすべて終了しました。良かった結果、あまり良くなかった結果もあって、我々も真摯に受け止めて次に活かしたいと思います。その中で私が気になったのが通常授業では受講されていない方が多い、理科・社会といった暗記科目での成績の伸び悩みです。生徒さんからも「覚えようとしても全然覚えられない、すぐ忘れてしまう」といったお声をよく耳にします。今回はそのお悩みを少しでも解消できればと思っての内容です。
まず、大前提として生徒さん・保護者様に知っていただきたいことは「人間は忘れる生き物」だということです。人間の脳は日々、膨大な量の情報を処理しているので全てを蓄積することはほぼほぼ不可能で、そのため重要でないと脳が判断したことについては勉強以外でもどんどん忘れてしまうのです。 ではどうやってその忘れに抵抗していくのか?それは「休憩と反復」です。
テスト前によく、一夜漬けをした、もしくは直前の土日に長時間ひたすら勉強したといったお話を伺うことがありますが、これは休憩と反復のほぼ真逆に当たります。 ある程度の勉強(30分~1時間半)をした後は、キリが悪くてもしっかり休憩する(脳を休ませる)ことが非常に重要です。そうすることで脳が整理整頓をしてくれ、休憩後に再び暗記しやすくなります。ただし、その休憩は決して1時間ではなく、10分~20分程度の「小休憩」をおススメします。 また、反復は「人は思い出そうとするときに暗記が進む」ことと関連しています。忘れかけたこと、曖昧な記憶を思い出そうとすることで、暗記・記憶の定着は進捗すると言われています。だからこそ、「ついさっき覚えたことをもう忘れたの?」ではなく「忘れたからこそ今が定着させるためのチャンス」と捉えていただけるかが大切です。
ここから中学3年生・高校3年生さんは受験、それ以外の学年の方も学年末テストに向けて気合を入れ直す時期だと思いますので、今回の内容が少しでもみなさんの「効果的な暗記の仕方」に繋がることを願っています^^




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