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  • aigami9

読書について

更新日:2022年10月25日

 先日の休みにスプリングバレー泉スキー場というところに紅葉を見に行ってきました。そこでリフトにも乗って上まで登ったのですが、既に山々は色付いてとってもステキなところでした。意外と近いところにスキー場があることにも感動し、雪が降ったらまた行きたいと思います。

 この面談期間での中1生との3者面談でお父様と「読書」についての話になりました。そのお父様も最近「読書が大事」という話を別のところで聞かれたとのこと。私の前職でも読書の推奨をしており「読書プログラム」がありましたが、いくつか調べてみると、OECD(経済協力開発機構)が実施する学力到達度調査(PISA)でも、「読書」と「成績」には関係があるという結果が出ているようです。

 「本の好きな子」と「そうでない子」がいますが、本が好きな子は、放っておいても自分から読むので、親ができることは、読みたいと言った本をどんどん買ってあげたり借りてあげたり、読みたいだけ読ませてあげるといいそうです(そりゃそうですが)。

 また最初は子供の「好きなジャンル」の本を多く読ませてあげればいいのですが、出来れば違う種類、ジャンルの本に触れさせてあげるといいとのこと。少し前のPISAの結果でも「読んだ本の量」よりも「色々なジャンルの本を読む」ことの方が成績に関係しているとの結果が出ています。ジャンルに偏りがあると、文章を読み解く時に、その内容をひととおりの枠組みでしか解釈ができないかもしれないとのこと。違うジャンルの本に広げていくよさは、そこにありそうです。だからと言って、ジャンルを極端に絞る必要もなく「この分野はもう十分だからこっちの本を読みなさい」と言って親が絞ってしまうと、読むこと自体が楽しくなくなる可能性があります。

 本があまり好きではない子の場合は、いきなり「読みなさい!」と本を渡すのでは、苦行になってしまうので、大人が「本は面白い!」と、まずは読んでいる姿を見せてあげることが大事とのこと(とは言えこの「親が読む」というハードルが少し高いのも正直なところですが)。ですので、一緒に書店や図書館に行って、「ここからここまでの本の中で、読みたい本があればどれでも選んでいいよ」と「子どもに選ばせる」というのもよいかもしれません。

 そして私の子供の頃は「マンガはダメ」と言われていましたが、最近は読書のスタートとして「マンガ」も勧めてられています。「マンガ」から入ってそのマンガの小説版を読んでみるなどを読書のキッカケにしてみるのは良さそうです。こんなことを書いたのをキッカケに、私も次の休みに本屋さんに行ってみます。



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