最近、「因数分解」の出来る人は仕事が出来る、というネット記事を読みました。
未だに生徒から「なんで勉強なんてしないといけないんだ」という質問をされます(まあだいたい嫌な単元に当たった時とか、宿題がいっぱいな時なんですが)。都度その子に合わせて答えてきましたが、これもそんな答えの一つに使えるでしょうか。
「仕事の因数分解」とは、つまりマルチタスクに優先順位をつけて、効率良くこなすこと、と言うような意味でした。確かに、掛け算と足し算の組み合わせを考えて答えを出す因数分解と、お客様への電話、資料づくり、メールの返信、事務作業などを時間内にきれいにこなすことは近いかもしれません。まあそれを言うなら、受験生が色々な科目の勉強をこなすことも、同様に言えるかもしれませんね。疲れが少しあって集中しきれない時は、順番に解いていく数学をやって、夜や早朝など集中出来るときに暗記科目をやるとか。
つまりは、「因数分解」を解きこなせるように勉強することは将来仕事をするときに効率良くこなしていくことの練習になるっていうことですね。
生徒の皆さん、勉強することに意味がないことなんかないんですよ。
やるべきことをしっかりやって、なりたい大人になれるように頑張りましょうね^^
*すんなり解けず「解の公式」にあてはめないと解けない時(数学も勉強も仕事で
も)もありますが・・
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